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「完全自動倉庫」実現か? Amazonロボットアーム

2023年2月21日

現在、多くの企業が倉庫業務を自動化する方法を模索している。だが、従業員をほとんど必要としない「完全自動倉庫」を実現するには、あと数年かかりそうだと、米ウォール・ストリート・ジャーナルが報じている。

これらの完全自動倉庫は「消灯倉庫」や「ダークウエアハウス」とも呼ばれる。ロボットは人間ほど多くの照明を必要としないからだ。

米労働省労働統計局によると、米国における倉庫業労働者の平均年収は2021年5月時点で4万3820ドル(約588万円)で、19年5月時点の4万1110ドル(約551万円)から上昇した。「人手不足に加え、賃金が上昇しており、企業が倉庫の自動化を進めるのはますます合理的な考えになっている。今後もこうした動きが広がっていく」と、スイスログ・ホールディングの米州CEO(最高経営責任者)であるショーン・ウォーリングフォード氏は指摘する。

オンライン薬局、1日最大3万件を数十人で

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、ドイツのオンライン薬局企業アポ・ドット・コムは19年、オランダで面積約2万平方メートル(サッカーコート約3面分)の倉庫を開設した。ここでは、自動化技術を利用して1日あたり2万5000~3万件の注文を処理している。ここで働いている従業員数は1シフトあたり約20人で、1日3シフト体制で稼働している。創業者で元CEOのミヒャエル・フリッチュ氏によると、同社は建物と自動化に1億米ドル(約134億円)以上を投じた。

米スタートアップのライトハンド・ロボティクスのロボットピッキングアームを導入しており、これが薬局在庫の97%をピッキングできる能力を持つ。商品パッケージのサイズが比較的均一であることが高い対応能力の要因だという。

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JBpress(日本ビジネスプレス)

本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「「完全自動倉庫」実現か? Amazonロボットアーム」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。

タグ: Amazon.com

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