米アマゾン・ドット・コムはこのほど、米南部フロリダ州に人工衛星を打ち上げるための準備施設を建設中だと明らかにした。ロケットと人工衛星を接続するための施設で、建設に1億2000万ドル(170億円)を投じる。
人工衛星とロケット接続する施設
施設の場所はケネディ宇宙センター内。面積は約9300平方メートルで、大型ロケットのペイロードフェアリング(ロケット先端部分)を収容するための高さ約30メートルのクリーンルームを備える。
米CNBCによれば、これは衛星を打ち上げるための最終段階の1つを担う施設。製造オペレーション担当副社長のスティーブ・メタイヤー氏によれば、2024年内に建設を完了し、25年初めに量産衛星の接続作業を開始するという。
アマゾンの衛星通信「Project Kuiper」
アマゾンは「Project Kuiper(プロジェクト・カイパー)」と呼ぶインターネット衛星ネットワークの計画を進めている。計3236基の人工衛星を打ち上げ、それらで構成する通信衛星ネットワークで世界中に高速ブロードバンド接続を提供する計画だ。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Amazon、米で衛星打ち上げ準備施設 1.2億ドル投資 衛星通信サービス立ち上げに向け準備着々」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。