企業にパート・アルバイトの業務実態を尋ねたところ、正社員の業務内容と「大部分が重複」している、というところが47%。責任面でも同様の傾向が見られる。アイデムが「平成23年版 パートタイマー白書」として分析結果をまとめた。2011年4月22—25日、企業1445社、パート・アルバイト1025人を対象に実施した。パート・アルバイトの内訳は既婚女性と、学生を除く男女の一般パート・アルバイトが約半数ずつ。
企業の7割以上がパート・アルバイトの働きぶりについて「良い」と高く評価しており、正社員登用した場合の働きぶりについても、8割以上がプラスの評価をしている。多くの企業がパート・アルバイトは、十分に正社員の代替戦力になり得ると感じているようだ。
現在の働き方を選んだ理由は「自分の都合のよい時間や曜日に働きたいから」が50%で最多。一般パート・アルバイトは約半数が「正社員としての職が得られないから」と答え、正社員として「働きたくとも働けない」雇用情勢をうかがわせた。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「パートと正社員の業務「大部分が重複」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。