7月第4週の金曜日,「米Microsoftが,計画中のiPod対抗製品の存在を認めた」というニュースが報じられて以降,この話題が技術系およびビジネス系のメディアをにぎわしている(関連記事)。
発端は,MSN Entertainment Business部門ジェネラル・マネージャChris Stephenson氏に対するBillboard誌の独占インタビューだった(Billboard誌シニア・ライターAntony Bruno氏の記事)。これについて,まずReutersが報じ,同日中に,Bloomberg NewsやNew York Times,CNN,Forbesといった大手メディアも一斉に取り上げた。これによりニュースは瞬く間に世界中を駆け巡ることになった。
かねてから噂されていたMicrosoftのiPod対抗戦略。これを同社が初めて認めたことに加え,「Zune」という開発コード名や,いくつかの搭載技術が明かされた。またZuneの先行宣伝サイト(写真1)や,Zuneの開発に携わることになったとされるCesar Menendez氏のブログ「Zune Insider Blog」(写真2)についても報じられた。現在,こうした情報に基づいて,さまざまな議論が飛び交っている。今回はこれらの議論や報道から,Microsoftの新戦略Zuneをみていこう。

本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「「iPodキラーになれるのか?」,ベールを脱ぎ始めた「Zune」に沸くメディア」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。