昨年11月,ソニーとドイツのBertelsmannが音楽事業を統合し,新たなレコード会社「Sony BMG」を作ると発表した(関連記事)。この7月20日,欧州委員会はそれを無条件で承認した(ECの発表資料)。米国の連邦取引委員会(FTC)も近日中に承認すると言われており,まもなく世界市場で首位を争う巨大レコード会社が誕生することになる(米New York Timesの記事)。
ソニーはここ最近,世界のトップ企業とこうした事業統合/提携を積極的に進めており,米メディアでもずいぶんと話題になっている。先ごろ米Harris Interactiveが発表した「米国の消費者が思い浮かべるベスト・ブランド」の調査でも5年連続で1位を獲得。米Coca-Cola,米Dell,米Ford Motorといった米国を代表する企業を追いやり,圧倒的な知名度を誇っている(表1,関連記事)。そこで,今回はここ最近におけるソニーの海外戦略についてまとめてみたい。
■エンターテインメント事業で世界展開
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「「ベスト・ブランド」のソニーが展開する海外戦略」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。