年明け早々,米国ではCES(Consumer Electronics Show,家電製品の展示会)をはじめとする大きな展示会が相次いで開催され,家電メーカー,IT企業といった業界の垣根を越えた製品や技術,サービスが数多く紹介された。中でも筆者が興味深かったのがデジタル音楽だ。
例えば,ソニー米国法人のオンライン音楽サービス(関連記事),米Apple Computerの「iPod mini」(関連記事),米RealNetworksのメディア・プレーヤ新版「RealPlayer 10」(発表資料)がある。
ちょうど1年前の今ごろ,本コラムに「MS vs ソニー,デジタル・メディアを巡り新たな戦い始まる」という記事を掲載した。米Microsoftとソニーがそれぞれ自社のプラットフォーム拡大を目指し,デジタル・メディア市場で競争を繰り広げている,という内容だ。あれから1年がたった今,デジタル・メディアの市場,とりわけデジタル音楽の市場は当時の予想をはるかに超えて様変わりした。その最大の要因は,Apple社が昨年始めた音楽ダウンロード販売サービスである。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「1年ですっかり様変わりしたデジタル音楽市場,競争はさらに激しく」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。