先ごろ米Red Hatが新たなLinuxディストリビューションを発表した。その名は「Fedora Core 1」。Red Hat社は同時に,同社が今後カーネル2.6ベースのディストリビューション「Fedora Core 2」の開発に取り組んでいくことも明らかにした(関連記事)。
この「Fedora」(フェドラ)という名称は,コミュニティ・プロジェクト「Fedora Linux」からとったものだ。Red Hat社は,自社のオープンソース開発プロジェクトとこのコミュニティを統合させ,新たに「Fedora Project」を立ち上げた。今回のディストリビューションはこの新設プロジェクトによってリリースされた。
Fedora Coreはインターネットから無料でダウンロードして自由に使える。一見,これまでの無償版「Red Hat Linux」と変わりがないように思えるのだが,実は似て非なるものである。そして,ここにRed Hat社のLinux戦略の大きな変化がうかがえるのだ。今回は同社の新戦略について見てみよう。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「米Red Hatが戦略転換,「Fedora Core」が意味するもの」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。