いよいよ4月1日から,KDDIによる第3世代(3G)の携帯電話サービス「CDMA2000 1x」が始まる。3Gのサービスとしては,国内ではNTTドコモが2001年10月1日から「FOMA」の本格サービスを開始している。
US NEWS FLASHでは,これまで米国を中心に海外の3G携帯電話サービスに関する記事を取り上げてきた。日本以外でも3G携帯電話の環境が整いつつあるようで,こうした英文ニュースを読むのは楽しい。しかし,見慣れない単語が続出するのには,いささか閉口している。「CDMA2000」や「W-WCDMA」はまだしも,「MC-CDMA」「GPRS」「UMTS」「EDGE」といったなじみがない単語が,大した説明もなくニュース中に出現する。いずれも携帯電話の規格を表しているようで,海外では何種類もの3G携帯電話が始まろうとしているようだ。
閉口しているのは筆者ばかりではないだろう。そこで今回は,こうした携帯電話の規格を整理してみたいと思う。単語の数が多いために少々駆け足の説明になるが,今後モバイル/通信関連のニュースを読み解いていくための助けになれば幸いである。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「3G時代に入った携帯電話,あふれる技術用語を読み解く」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。