ネット・サービス「MobileMe」の相次ぐ不具合やiPhone 3Gのサービス品質問題,iPod nanoの過熱事故など,このところトラブル続きで,ネガティブな話が多いAppleだが,筆者はこれらとは少し違う話に興味を注がれている。AppleがiPhone 3Gの販売開始と同時に立ち上げたアプリケーション販売サイト「App Store」だ。今,これが大変盛況というのだ。
AppleのSteve Jobs CEOは8月半ばにWall Street Journalのインタビューに答えて,サービス開始後1カ月で6000万本を超えるアプリケーションがダウンロードされたと説明した。1日当たりの平均売り上げは100万ドル,1カ月で約3000万ドルになったという。
この調子でいけば,年間3億6000万ドルとなり,5億ドルに達するのも時間の問題。具体的な時期は定かでないが,App Storeはそのうち10億ドル市場にまで発展すると同氏は見ているようだ(Wall Street Journalの記事)。
本記事は、日経BP社の技術とビジネス変革の最前線を伝えるサイト「xTECH」向けに弊社が執筆した記事「一夜にして新たなソフト市場が誕生,開発者も大興奮の「App Store」」の一部です。全文は、xTECHのサイトにてお読みください。