米グーグル系自動運転開発会社の米ウェイモが、米西部ロサンゼルスで運転手が乗らない自動運転タクシーサービス「Waymo One」の一般提供を始めた。これまで「順番待ちリスト」に登録する必要があったが、専用アプリを利用して誰もが乗車できるようになった。
ロサンゼルスはウェイモにとって最大の都市
ハリウッドや南カリフォルニア大学(USC)などがある市内のほか、ビバリーヒルズやサンタモニカ、ロングビーチなどを含む約200平方キロメートルの範囲を運行する。将来的にはサービスエリアをさらに拡大して市内の広い範囲をカバーするとしている。
ウェイモの共同CEO(最高経営責任者)であるテケドラ・マワカナ氏は「ロサンゼルスの人々にこの素晴らしい体験を共有できることを大変嬉しく思う。私たちのサービスは急速に成熟し、乗客の皆さんには、完全な自動運転がもたらす多くのメリットを受け入れてもらっている」と述べた。
米CNBCによると、380万人以上の人口を擁するロサンゼルスは、ウェイモのロボタクシーサービスが一般公開された3番目の都市であり、これらのうち最大の都市となる。
ウェイモが現在、自動運転技術による旅客輸送サービスを展開している都市は、ロサンゼルスのほか、同じ西部カリフォルニア州のサンフランシスコと南西部アリゾナ州フェニックスである。サンフランシスコ都市圏では高速道路での走行試験も始まった。同社は24年8月、これら都市圏における利用客を2倍に増やすことに成功したと発表していた。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「Google系ウェイモ、LAで自動運転タクシーを一般提供 ロボタクシーの利用件数、半年で3倍の週15万件に」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。