短縮URLを使って悪意あるWebサイトへ誘導する行為が問題視されるなか、米Google(グーグル)が安全確保のために新しい工夫を始める。Googleのサービスだけにつながる、「http://g.co/」で始まる短縮URLを導入し、利用者が警戒せずにリンクをたどれるようにする。
長いURLを、覚えやすく使いやすい短いURLに置き換えるURL短縮サービスは、1回の投稿が140文字までという制限がある「Twitter(ツイッター)」などを中心に普及し、多様な企業が参入している。Googleも2009年から「goo.gl」というサービスを始めているが、これは一般の利用者が自由に短縮URLを作れるため、悪意あるサイトが紛れ込む可能性がある。
今回Googleは新たに「g.co」というサービスを始める。こちらは一般の利用者は使えない。あくまでGoogleが製品やサービスのURLを紹介する場合などに、ほかの短縮URLと区別して、安全性の高いリンクを示すために使う。同社のマーケティング戦略の一環となるものだ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「踏めば”絶対に”Googleのサービスにつながる安全な短縮URL「g.co」」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。