ハッカーグループ「Anonymous(アノニマス)」が独自のSNS開発計画を進めている。その名も「Anon+(アノンプラス)」。政府による検閲を受けず、人々が情報を手にするためとしている。
Anonymousは政治性の強いハッカーグループとして知られる。内部告発サイト「WikiLeaks(ウィキリークス)」や、エジプト政変時にカイロのタフリール(解放)広場に集まった市民を支持し、人々の自由を重視する姿勢を鮮明にする一方、先進国の政府や大企業に対しても批判と攻撃を手控えない激しさから、社会の秩序を乱す存在として物議を醸している。
新たな独自SNS「Anon+」については、そのWebサイトが掲げる説明によると、政府の「ブラックアウト(エジプトで起きたような情報統制を指すのかもしれない)」の際も人々が情報を聞き取れるようにする目的があり、政府が認めたソーシャルメディアやマスメディアの検閲の影響を受けずに、意見を広められるようにするツールになるという。匿名性を重視したサービスになる見通しだ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「ハッカーグループ「Anonymous」、独自のSNS「Anon+」を開発」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。