米Google(グーグル)の公式ブログに、米Microsoft(マイクロソフト)、米Apple(アップル)、米Oracle(オラクル)を名指しで批判する声明が掲載された。同社のモバイルプラットフォーム「Android(アンドロイド)」に対して、3社を含む企業が「ごまかしの特許で敵意ある組織的な攻撃を仕掛けている」と強い語調で非難している。
Google上級副社長兼最高法務責任者のDavid Drummond氏は、Microsoft、Apple、Oracleなどが結託してAndroidの成功を妨害しようとしていると主張。3社および米EMCが、米CPTN Holdingsを結成して米Novellの特許を買収したことや、Apple、Microsoft、EMCとスウェーデンEricsson、カナダResearch In Motion、ソニーで構成された企業連合がカナダNortel Networksの特許オークションで落札したことを挙げた。Nortelの特許オークションにはGoogleも参加したが、企業連合はGoogleの入札価格をはるかに上回る45億ドルを付けた。
さらに、Oracleが米Sun Microsystems買収によって取得したJava関連特許がAndroidに侵害されているとしてGoogleを訴えたほか、Android搭載端末を製造、販売する米Barnes & Nobleや米Motorola、台湾HTC、韓国Samsungが、MicrosoftとAppleの特許訴訟の標的になっている。これらについてDrummond氏は「特許は革新を支援するものだったが、最近では革新を防止するための武器に使われている」と非難した。
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