米アップルは24日、病気療養のため今年1月から休職していた同社最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏(56)が辞任したと発表した。
既に後任として最高執行責任者(COO)のティム・クック氏(50)が任命されており、クック氏は同社の取締役会にも加わる。ジョブズ氏は取締役会会長に就任し、今後も引き続きアップルに貢献していくとしている。
ちょうどこのタイミングは、新型スマートフォン「アイフォーン(iPhone)5」がまもなく発表されるのではないかと噂されていただけに、衝撃が走っているようだ。これを受けてアップルの株価は同日の時間外取引で5%下落した。
ジョブズ氏「残念ながらその日が来た」
ジョブズ氏は2004年に膵臓(すいぞう)がんを患って約2カ月休職し、2009年には肝臓移植手術を受け半年休職した。今年1月に3度目の長期休職に入ると発表していたが、その復帰時期については「できるだけ早く」とだけ述べ、明らかにしていなかった。
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