ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の米フェイスブックが、米グルーポンへの対抗として試験的に行っていた「ディールズ(Deals)」と呼ぶクーポンサービスを終了すると複数の海外メディアが報じている。
英ロイターによると、フェイスブックは数週間以内にサービスを打ち切る。
同社は「この実験で多くを学んだ。今後、地域の企業に最良の方法でどのように貢献できるか引き続き探っていく」とだけ述べており、具体的な理由は明らかにしていないが、メディアは、グルーポンのようなクーポン販売サービスはフェイスブックのビジネスモデルに合わなかったと報じている。
試験導入からわずか4カ月で取りやめることになったこのサービスは、地域の店舗や企業が提供する割引クーポンをフェイスブックのユーザー同士で共同購入できるというもので、当初はサンフランシスコ、アトランタ、ダラス、サンディエゴなどの都市で開始し、その後ほかの都市にも拡大する計画だった。
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