NTTドコモは、ほかの携帯電話会社が販売したスマートフォンのSIMカードを入れ換え、FOMA回線でデータ通信をする場合でも、パケット定額サービスを適用することを明らかにした。端末ごとに使える携帯電話会社を固定する「SIMロック」が解除された端末であれば、月額5460円の料金でFOMAによるデータ通信を利用できる。ただし、2011年9月1日時点で対応端末はソフトバンクモバイルの「008Z」の一部のみ。ほかのスマートフォンについては今後、SIMロック解除の普及を期待することになりそうだ。
ほかの携帯電話会社が販売した端末に、ドコモのSIMカードを挿入して使う場合、パケット料金は通常、パソコンなど外部機器を接続した場合の上限額となる1万395円となる。
しかし対象の端末が、無線LANでパソコンなどと接続する「テザリング」機能などを持たないとドコモが確認すれば、指定のアクセスポイントを使う場合に限り、ドコモが販売した端末と同じくパケット定額サービスを利用できる。例えば「パケ・ホーダイ フラット」を契約している場合で月額料金は5460円だ。なおVoIP(データ通信を利用した音声通話)サービス、ファイル交換など一部のサービスは利用できない場合がある。
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