台湾のスマートフォンメーカーHTCが米Apple(アップル)を特許侵害で訴えたと、米Bloomberg(ブルームバーグ)が報じた。両社は昨年より特許係争を繰り広げているが、今回HTCは米Google(グーグル)から譲渡された特許9件を理由に、Appleに攻勢を仕掛けた。
HTCは、Googleのモバイルプラットフォーム「Android(アンドロイド)」を搭載した端末を製造する主要メーカーだが、Android搭載機に特許を侵害されたと主張するAppleの標的になっている。Appleは直接Googleを訴えることはせず、Android端末メーカーを相手取って訴訟を起こしている。
Appleは2010年3月にHTCをデラウェア州連邦地方裁判所と米国際貿易委員会(ITC)に提訴し、これを受けてHTCは5月にAppleを反訴した。Appleの要請に応じて調査していたITCは今年7月、HTCがAppleの2件の特許を侵害したとの予備判断を下し、さらにAppleは別の特許についてもITCに申し立てを行った。HTCも8月、Appleに特許を侵害されたとしてデラウェア州連邦地裁とITCに提訴している。
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