米Google(グーグル)と米Microsoft(マイクロソフト)のクラウドサービスが2011年9月7日から8日にかけて、アクセス障害に見舞われた。12日現在ではいずれも復旧しているが、クラウド環境への移行を進める企業にとって、こうしたトラブルは大きな懸念に発展する可能性がある。
Googleでは、9月7日14時2分から15時18分のあいだ、クラウド型オフィスアプリケーション「Google Docs(Googleドキュメント)」のドキュメントリストのページ、文書、表計算、図形描画、およびスクリプト機能にアクセスできなくなった。Googleによれば、この問題でデータが消失することはなかったが、トラブルが発生する直前に行われた変更は反映されていない可能性がある。
Googleの説明によると、ドキュメントリストのリアルタイムコラボレーション機能を強化するために同日Googleが実施した設計変更がもとで、メモリー管理の不具合を引き起こした。このためサーバーがリクエストを適切に処理することができず、ユーザーがアクセスできない状態に陥った。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「GoogleとMicrosoftのクラウドサービスを襲ったアクセス障害」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。