日本列島を縦断した台風15号(ロウキー)により、首都圏を含め各地で交通機関の運行が乱れ、多くの人が影響を受けた。一方で3月の東北地方太平洋沖地震でも多くの帰宅困難者が出て以来、災害から個人が身を守るためのサービスやアプリケーションは無数に登場している。今後も大きな災害は起こりうる、という前提から、あらためてこれらのツールに注目し、活用を検討する機会と言える。
震災時に注目を集めたのがソーシャルメディア。「NAVERまとめ」は停電や交通ストップ時に役立つ情報を特集したが(関連記事)、台風についても例えば「【台風15号】都内近郊の電車運行情報まとめ【19:20更新】」「台風情報がわかるiPhone、Androidアプリ【天気予報】」などを有志が投稿している。それぞれのまとめに掲載しているサイトは今後の災害対策にも利用できそうだ。
ミニブログ「Twitter(ツイッター)」で自治体などが発信する災害情報も重要な情報源。台風通過時にも一部自治体の公式サイトにアクセスが集中し、サイトが閲覧しづらくなったことを踏まえ、住んでいる場所や勤務先の自治体がTwitterに公式アカウントを持っているのであれば極力フォローしておきたい。帰宅困難になった際、休息できる施設などの情報を把握できる場合もある。これらのアカウントは経済産業省とTwitterが協力して運営するサイト(関連記事)から確認できるほか、一部の自治体についてはマピオンの地図上から探すことも可能(関連記事)だ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「「帰宅困難」に備える、台風など災害対策サービス・アプリをあらためてチェック」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。