米Adobe Systems(アドビシステムズ)は、クラウドコンピューティング環境を利用してクリエイターにアプリケーションやサービスを提供する「Adobe Creative Cloud(アドビクリエイティブクラウド)」を発表した。パソコンやモバイル機器からアクセスし、コンテンツの編集、ファイルの共有、コミュニティ内の交流が行える。利用料や詳細な内容については11月に公表する。
Creative Cloudの初期段階では、タッチスクリーン用アプリケーションファミリー「Adobe Touch Apps(アドビタッチアップス)」を中心に据える。タブレット端末で高度な画像編集が可能な「Photoshop Touch」、コラージュ作成の「Collage」、プレゼン表示ツール「Debut」、スケッチツール「Ideas」、カラーテーマ (配色) を生成、管理できる「Kuler」、プロトタイプ作成ツール「Proto」を利用することができる。デザイン/出版業務向けスイート「Adobe Creative Suite」の各アプリケーションへのアクセスも提供する予定。
20GBのオンラインストレージが用意され、Touch AppsやCreative Suiteで作成したコンテンツを、保存、共有、同期することができる。世界のクリエイターと作品やアイデアを共有したり、意見交換したりする場も提供する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「Adobe、タブレット向けアプリなどをクラウドベースで提供する「Creative Cloud」」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。