米Apple(アップル)共同設立者で取締役会会長のSteve Jobs氏が10月5日(米国時間)に死去した。56歳だった。同社のWebサイトはホームページにJobs氏の遺影を掲げている。
Jobs氏は数年前から体調不良を訴え、2004年に膵臓(すいぞう)がんの手術のため約2カ月間療養した。2009年には肝臓移植手術のために半年間休職し、今年1月に健康管理に集中するため無期限の休職を発表した。Apple最高経営責任者(CEO)として果たすべき職務をまっとうできなくなる日が来たら、まず自身から知らせるとしていたが、8月24日に「残念ながら、その日が来てしまった」と公開書簡で伝え、CEOを辞任した(関連記事)。
CEO職を引き継いだTim Cook氏は、電子メールで従業員にJobs氏の訃報を知らせるとともに、「Appleは明確なビジョンを抱いたクリエイティブな天才を失った。そして世界は一人の偉大な人間を失った。彼のことを十分知り、彼と働く幸運に恵まれたわれわれは、大切な友人であり、感動を与える師を失った。彼の精神は永遠にAppleの基礎となるだろう」と述べた。
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