富士フイルムは、光学4倍ズームでF値2.0—2.8レンズ搭載のコンパクトデジタルカメラ「FUJIFILM X10」を2011年10月22日に発売する。価格はオープンで、店頭実勢は7万円前後となる見込み。3月発売の「X100」に続く高級製品「X」シリーズの新モデル。
Xシリーズは、古風な銀塩カメラのようなデザインと、専用設計のレンズで話題を呼んでいる製品。新モデルX10は従来モデルと異なり、固定単焦点仕様ではなく、35mm判換算で28—112mm相当の焦点距離を持つ。手動でレンズ周辺のズームリングを操作する方式で、撮影したい瞬間を狙い通りに捉えられるという。電源もズームリングを回して入/切する。
撮像素子は有効1200万画素の2/3型EXR CMOS。シーンに合わせて「高感度・低ノイズ優先」「ダイナミックレンジ優先」「高解像度優先」を切り替えて撮影できる。またフル画素(Lサイズ)で毎秒約7コマ、600万画素(Mサイズ)で毎秒約10コマの連写が可能。手動ズーム操作を生かしてフルハイビジョン動画の撮影が行えるほか、独自の「フィルムシミュレーションモード」で色調を調整できる。
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