世界のタブレット端末市場を見ると、2011年7—9月期は米Apple(アップル)のiPad(アイパッド)が引き続き過半数を占めるが、そのシェアは低下し、代わって米Google(グーグル)のAndroid(アンドロイド)端末の伸びが著しい。こんな調査結果を米Strategy Analyticsがまとめた。
2011年7—9月に全世界で出荷したタブレット端末の台数は1670万台で、前年の同じ時期の440万台と比べると約3.8倍に増えた。AppleのiPadシリーズは1110万台を出荷し、前年の420万台に比べ2.6倍と好調だ。しかし市場シェアについて言えば、前年同期はほぼすべて(96%)を占めていたのに対し、今回は3分の2(67%)へと縮小している。
これに対しAndroidタブレット端末は450万台で、前年同期の10万台から目覚ましい成長を示している。市場シェアもわずか2%から27%へと急拡大した。Strategy Analyticsによると、韓国サムスン電子や台湾Acer(エイサー)などが複数の国で多くの製品を展開し、急伸につながった。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「iPadのシェア67%に低下、Androidは27%に急上昇、世界のタブレット市場」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。