任天堂は2012年3月期通期(2011年4月—2012年3月)の連結業績予想を下方修正し、最終損益を200億円の赤字とした。従来は同額の黒字を見込んでいた。2度目の下方修正。携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS」の不振や、想定を上回る円高が理由だ。同社が連結業績を開示して以来、初の赤字となる可能性が出てきた。
上期(2011年4—9月)はニンテンドー3DS用ゲームソフトの販売が想定を下回ったほか、従来の携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」本体も不調。これに加え為替差損として営業外費用524億円を計上した。上期の売上高は前年比40.6%減の2157億円で予想を約240億円下回り、純損失は702億円と、予想の2倍に膨らんだ。
通期予想では、売上高を従来予想から1100億円引き下げて、前年比22.1%減の7900億円とし、営業利益も従来予想から340億円引き下げ、前年比99.4%減の10億円としている。
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