ディー・エヌ・エー(DeNA)は、ベトナム最大のインターネット企業でオンラインゲームやポータルを運営するVNGと提携した。DeNAのスマートフォンや携帯電話向けSNS「Mobage(モバゲー)」とパソコン向けSNS「Yahoo! Mobage」に、VNGがゲームを供給する。
まずはYahoo! Mobageで、VNGがDeNAの支援のもと開発したソーシャルゲーム「Pig Farm(ピッグファーム)」の日本語版を公開した。ベトナムのゲーム開発会社が手がけたソーシャルゲームを日本に投入するのは今回が初。これに続き同じくVNGが開発したソーシャルゲーム「Sky Garden(スカイガーデン)」の日本語版もYahoo! Mobageで公開する。さらにVNGは、2012年中にスマートフォン向けのソーシャルゲームを3作品以上、Mobageで公開する予定。
VNGは2004年にオンラインゲーム運営会社として5人で設立したが、その後ベトナム市場の成長に合わせて規模を拡大し、2011年11月時点で従業員数は1500人以上となっている。2011年の売上高は9000万ドル(約69億円)を見込む。VNGのオンラインゲームはベトナムで市場シェア60%以上を持ち、2009年から開始したポータル「Zing(ジング)」は月間でベトナム国内最多の1500万人、同国のネット人口の約65%が訪れている。社員の2割弱に当たる約250人がソーシャルゲームや携帯電話向けゲームを開発しており、初の海外進出先として日本を選び、DeNAと提携した。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「DeNA、ベトナムのネット最大手と提携、Mobage向けソーシャルゲームを確保」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。