NECは、10時間稼働し、厚さは12.8mmというWiMAXモバイルWi-Fiルーター「Aterm(エーターム)WM3600R」を2012年2月上旬に発売する。WiMAXと公衆無線LANを自動で切り替え、安定した通信を行えるのが特徴。WiMAXサービスを手がけるUQコミュニケーションズが直販し、単体では最安4800円、充電クレードル付きが同6800円となる。いずれも1年拘束前提のサービスプラン「UQ Flat年間パスポート」を契約した場合の価格。今後UQと提携する通信サービス会社からも異なる条件で購入できる見通し。
10時間稼働するWiMAXモバイルWi-Fiルーターとしては、すでに韓国INFOMARK製の「Mobile Cube(モバイルキューブ)」(関連記事)が注目を集めているが、新たに登場する国産機Aterm WM3600Rは公衆無線LANに接続できるのが特徴。地下鉄構内や電車内などWiMAXが未整備の場所でも、無線LANに切り替えてインターネット利用を続けられる。
無線LAN規格はIEEE 802.11b/gに加えIEEE 802.11nに準拠する。インタフェースはUSB 2.0(micro B-type)。Atermシリーズの従来機種に引き続き、予備電源として「エネループモバイルブースター」を利用でき、ほぼ1日中充電することなく連続稼働が可能。これに加え従来機種に比べ2倍の送信出力を備え、地下など電波が弱い場所でもWiMAX回線がつながりやすい。
本記事は、ニフティのニュースサイト「モバイル・トゥデイ(Mobile Today)」向けに弊社が執筆した記事「WiMAXとWi-Fiを切り替え接続、10時間稼働するモバイルルーター」の一部です。全文は、モバイル・トゥデイ(Mobile Today)のサイトにてお読みください。