米Microsoft(MS)は、Windows 7/Vista/XPパソコンに対し、それぞれが標準搭載するWebブラウザー「Internet Explorer(IE)」を最新版へ自動更新する取り組みを、日本でも開始する。最大の利用シェアを占めるWindows XPでは「IE6」から「IE8」に更新する。
IEは従来も最新版をWindows Updateなどのサービスで自動取得できたが、セキュリティ更新プログラムなどと異なり、利用者が手動で導入する必要があった。今後はWindows Updateで自動更新を有効にしていれば、追加操作なしで最新のIEに更新する。
MSはこの取り組みを2011年12月に告知し、2012年1月中旬からオーストラリアとブラジルで、2月中旬から全世界で開始したが、3月中旬より日本にも拡大する。主な理由はセキュリティの向上。古いソフトウエアを狙ってWebサイト経由でパソコンに感染するマルウエア(悪意あるソフトウエア)が増えているため対策を取る。またWebサイトの開発者やデザイナーが古いブラウザーに対応する手間を省く意味もある。
本記事は、ニフティのニュースサイト「デジタル・トゥディ(Digital Today)」向けに弊社が執筆した記事「「IE6」の退場進む? MS、ブラウザーの自動更新を日本でも」の一部です。全文は、デジタル・トゥディ(Digital Today)のサイトにてお読みください。