東京・新宿の多目的ホール「全労済ホール/スペース・ゼロ」では、東日本大震災で被災した子どもたちの絵と作文を展示する「3月11日の、あのね。」を3月18日から12日間開催する。あの日の記憶を風化させないための大切な記録でもある作品からは、子どもたちが込めた思いやメッセージが強く伝わってくる。
絵画展示「ふくしまそうまの子どものえがくたいせつな絵展」では、版画家の蟹江杏さんが被災地の子供たちに絵本と画材を送ろうと友人にメールで呼びかけたのをきっかけに国内外から集まった画材を使って、福島県相馬市の子どもが蟹江さんと一緒に描いた作品を一挙に公開する。地下1階のギャラリーと多目的ルームで3月18日から29日まで閲覧できる。
作文展示「つなみ 被災地の子どもたちの作文展」は、宮城県と岩手県の子どもが津波体験を書いた作文を掲出する。幼稚園児から高校生まで80人の作文をまとめた「つなみ 被災地のこども80人の作文集」(文藝春秋)はベストセラーになった。場所は地下1階の展示室で、展示期間は3月21日から25日。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「子どもの作品展「3月11日の、あのね。」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。