米Appleのスマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」をモバイルWi-Fiルーターとして利用できるテザリング機能を持ったWebアプリケーション「Tether for iPhone」を、米ソフトウエア開発のTether.comが発売し、話題を呼んでいる。同社は過去にAppleのアプリ配信サービス「App Store」でテザリングアプリを公開し、規約違反として削除を受けたが、今回はこうした措置を迂回するWebアプリを投入した。料金は初年度15ドル、以降は30ドルとなるもようだ。
iPhoneやiPadでテザリング機能を使う場合、「JailBreak(脱獄)」と呼ばれるOSの改造を行うのが一般的だが、Tether.comのアプリはこの作業が不要で、手軽に利用できるのが特徴としている。同社は2011年にApp Storeで「iTether」として公開するや、すぐ注目を集めたが、20時間後にはAppleによる削除を受けた。
新版Tether for iPhoneはWeb技術「HTML5」を使ってiPhoneとパソコンをアドホック接続するため、App Storeからアプリのダウンロードは不要となる。
本記事は、ニフティのニュースサイト「モバイル・トゥデイ(Mobile Today)」向けに弊社が執筆した記事「あの手この手、iPhoneでテザリングできるWebアプリ「Tether」が話題に」の一部です。全文は、モバイル・トゥデイ(Mobile Today)のサイトにてお読みください。