ソフトバンクグループが出資するパソコン向けソフトウエア配信サービス大手「Vector(ベクター)」で最大で26万件の個人情報が流出した恐れが明らかになった。一部のサーバーで不正アクセスの痕跡が見つかった。
Vectorでは個人や企業が開発したパソコン向けソフトをアップロードし、有料または無料で配信できるサービスを手がけるほか、各種のオンラインゲームを展開している。
同社によると、2012年3月19日20時55分から3月21日0時1分のあいだに合計4回、外部からの不正アクセスがあった。21日2時30分ごろになってサーバーの異常に気付いたシステム担当者が対応し、その際に不正アクセスの痕跡を見付けて調査を開始した。
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