米Amazon.comのクラウドコンピューティング事業、Amazon Web Services(AWS)は1月25日(米国時間)、大量メール配信サービス「Amazon Simple Email Service(SES)」を発表した。マーケティングや業務に関する大量の電子メールを送信する企業や開発者に、低コストで拡張性の高い電子メール送信環境を提供する。
手ごろな大量メール送信システムとなれば、スパムメールの手段に使われることが懸念されるが、AWSは「品質の高いメッセージ配信を行うための機能を備えている」と説明している。
Amazon SESでは、コンテンツフィルタリング技術を用い、送信される電子メールをスキャンして、メッセージの内容がインターネットサービスプロバイダー(ISP)基準を満たしているか監視する。準拠していると判断したメールはあて先のアドレスに送信し、見直す必要があるメールは発信者に戻す。不達メッセージについては、バウンスメール、送信リトライの失敗/成功、スパム申し立てなどの通知を発信者に提示する。このようにして電子メールが適切に配信される確率を高めていくという。
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