米Googleは1月26日(米国時間)、次期モバイルプラットフォーム「Android3.0」のプラットフォームプレビューを公開した。スマートフォンより大きい画面を搭載したタブレット端末向けに基礎から開発し、3次元(3D)要素を取り入れたユーザーインタフェース(UI)を特徴とする。既存アプリケーションを新しいUIに対応させながら、現行Androidとの互換性を維持するための開発者向けツールや機能も用意しているという。Googleは同時にプレビュー版ソフトウエア開発キット(SDK)もリリースした。
タブレット端末市場はこれまで米Appleの「iPad」がけん引してきたが、2011年は複数の主要ベンダーが新製品を投入する計画で、市場競争が活発化する見通しだ。Androidは多数の機種に採用され、米Motorolaや東芝などがAndroid 3.0を搭載した10.1インチのタブレット端末を今春にも出荷する予定である。
ハードウエアベンダーだけでなく、アプリケーション開発者の関心も高まっている。米IDCが実施した調査によると、モバイルアプリケーション開発者が最も関心をよせるタブレット端末はiPad(関心度87%)、次いでAndroid端末(同74%)だった。iPadが3カ月前と比べて2ポイント増だったのに対し、Androidは12ポイント拡大している。
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