米ヤフーは4日、全従業員の14%を対象にする過去最大規模のリストラ策を実施することを明らかにした。同日より2000人を対象に、解雇や段階的な異動を通知する手続きを始めるとしている。
スコット・トンプソン最高経営責任者(CEO)によると、その目的は経営資源を主力事業に集中させること。同氏は「小さく、機敏で、収益性の高いヤフーへ生まれ変わるための重要なステップ」とリストラ策の意義を強調しており、これによりヤフーは年間3億7500万ドルのコストを削減できるとしている。
経営の混乱続く
同社では昨年9月にキャロル・バーツ前CEOが突如解任され、今年1月には共同創業者のジェリー・ヤン氏が退任するなど経営の混乱が続いている。
昨年10~12月期の決算は広告が不調で13%の減収を報告。通年の売上高も21%落ち込むなど不振続きだ。
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