Androidスマートフォンを狙ったウイルスが猛威を振るうなか、今度は通話を盗聴する種類が現れた。セキュリティソフト開発の中国NQモバイルの安全対策リサーチセンターが、米国ノースカロライナ州大学のXuxian Jiang博士のチームと協力して発見し、「TigerBot(タイガーボット)」と呼んでいる。
AppleのiPhoneなどに比べ、アプリケーションを自由に入れられるAndroid端末は、それだけウイルスの危険に遭いやすいが、最近では電話番号を盗むもの(関連記事)やシャッター音を鳴らして顔写真を撮影したと錯覚させるもの(関連記事)も現れ、手口が多様化している。
このTigerBotもアプリとして端末に入り込み、犯罪者が遠隔操作できるようにする。従来のウイルスとの大きな違いは、遠隔操作の方法としてインターネットではなく、電話番号をメールアドレス代わりにするショートメッセージング・サービス(SMS)を使う点だ。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「今度はスマホの通話を盗聴するウイルス「TigerBot」が登場」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。