電子書籍配信サービスの「PAPYLESS(パピレス)」は、誰でも自由に作品を公開、編集、改訂できる新サービス「upppi(ウッピー)」を導入した。すでにpaperboy&co.の「Puboo(パブー)」なども似た仕組みを採用しているが、今後電子書籍市場で広がっていく可能性がある。
パピレスは出版社の印刷書籍、漫画などをデジタル化した作品を中心に販売を手がけてきた。しかし今回導入したウッピーは、個人でもePubやプレーンテキスト、ZIP形式で圧縮したJPEG画像を電子書籍、漫画として投稿し、範囲を決めて公開できる。さらに読者からの意見、感想を反映して個人または複数人で編集、改訂し、変更履歴を管理することもできる。各機能は無料で使える。
投稿できる電子書籍の分野は小説、エッセー、評論、詩、雑誌、漫画、写真集、論文など自由。全体に公開した作品は誰でも閲覧でき、評価やコメントの投稿が行える。作品やコメントを通じて興味を持った利用者を「フォロー」し、新たな作品投稿やコメント投稿などを確認できるなどソーシャルメディアとしての側面もある。「pixiv(ピクシブ)」をはじめとした創作系SNSの一種として捉えることもできる。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「電子書店オープン化の流れか、大手パピレス、誰でも作品を投稿できる「upppi」開始」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。