米Amazon.comのクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」は2012年4月時点で、北米を中心に世界のインターネット利用者の3分の1が何らかの形で使っている。こんな調査結果を米DeepField Networksがまとめた。Amazon.comの存在感を際立たせる数値だが、サービス拡大にともなって、障害発生時の影響についての懸念も生じる。
DeepFieldが複数のインターネット接続サービス(ISP)企業と協力し、北米を中心にしたネット利用者数百万人の通信、数週間分を分析した結果、全体の3分の1が毎日1回以上、AWSを利用したサービスを使っていた。また北米では全ネット通信の1%がAWSにかかわっている。ちなみにDeepFieldによると、Googleの動画共有サイト「YouTube」は2010年に北米のネット通信の6%にかかわっていた。
AWSを最も利用しているのは個人情報保護に関する「プライバシー・シール」を発行する「TRUSTe」で、AWSにかかわる通信の21%がこのサービス向け。ほかにも映画レンタル配信の「Netflix」が9%、オンラインストレージ「Dropbox」が6%、写真共有サービス「Instagram」が5%、「Pintrest」が8%などとなっている。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「世界のネットユーザー、3分の1がAmazonクラウドを毎日利用か、障害時の影響は?」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。