昨年9月に前最高経営責任者(CEO)が解任されて以来、経営を巡る混乱が続いている米ヤフーにまた新たな問題が起きている。今年1月に就任したばかりのスコット・トンプソンCEOの学歴詐称が指摘され、同氏の解雇が要求される事態になっているのだ。
ことの発端は、ヤフーの大株主であるヘッジファンドの米サードポイントが5月3日付でヤフーの取締役会に宛てた書簡。
「不注意な誤りがあった」と説明
これによると、ヤフーの有価証券報告書やウェブサイトの経歴欄には、トンプソンCEOがコンピューター科学の学士号を取得したと明記されていた。
しかしサードポイントのダニエル・ローブCEOが実際にトンプソン氏の出身校である米ストーンヒル大学に確認したところ、同氏が取得していたのは会計学の学位だけだったという。
これを受けてヤフーは「記載に不注意な誤りがあった」と答えたが、サードポイント側はヤフーの対応に納得していない。
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