米ヒューレット・パッカード(HP)が23日に発表した2~4月期の決算は、売上高が306億9300万ドルとなり、1年前に比べて3%減少した。純利益は15億9300万ドルで1年前の23億400万ドルから31%減少し、これで3四半期連続で減収減益となった。
「削減した経費は成長部門に再投資する」
また同社は全従業員の8%に当たる2万7000人を今後2年間で削減するリストラ策を発表した。HPは今年3月にパソコン部門とプリンター部門を統合する組織再編計画を明らかにしていたが、今回の人員削減はその一環。これより年間30億~35億ドルの経費削減を見込んでいる。
削減した経費はクラウドコンピューティングやビッグデータの解析分野など、成長が見込める新たな分野に再投資するとしており、「痛みを伴うが、HPにはやるべき課題が明確になっており、今こそ経営改革の正念場」と説明している。

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