米Appleは、スマートフォンやタブレット端末向けOSの新版「iOS 6」を発表した。2012年秋に対応端末向けに無料公開する予定。SNS世界最大手「Facebook」と機能を統合しており、1度サインイン(ログイン)するだけで各種のiOS 6標準搭載機能やアプリケーションからFacebook上に情報を投稿できる。
Facebookに情報を投稿できるiOS 6の機能、アプリは、まず通知センターと音声アシスタント「Siri」、これに加えて写真アプリ、Webブラウザー「Safari」、マップ(地図情報サービス)などだ。またFacebook上の友達の情報をiOS 6搭載端末に記録し、さらに端末間で同期し、常に最新のものに保つ。連絡先に変更があると自動で詳細を更新し、イベントや誕生日も自動でカレンダーに入力する。「App Store」「iTunes Store」といったサービスで、直接アプリや楽曲に「いいね!」と評価を付けたり、友達が何を勧めているかを見たりできる。
Facebookをはじめとしたソーシャルメディアとの機能統合は、米Microsoftの「Windows 8」も進めている。Appleは従来、コンテンツ管理アプリ「iTunes」から利用できる独自SNS「Ping」を展開してきたが、今後は外部サービスとの連携に力を入れていくと見られる。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「iOS 6登場へ、Facebookと統合、Siriやマップから近況を投稿できるように」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。