米Mozillaはオープンソースのパソコン向けメールクライアント「Thunderbird(サンダーバード)」の新規機能開発を終了する方針を発表した。今後はセキュリティ更新のみを続け、ほかは有志による開発者コミュニティに委ねる。従来のメールクライアントの代替となるWeb上のツールの人気が高まっていることを踏まえた決定だ。
Mozillaが設立した2003年当初は、同じチームがWebブラウザー「Firefox」とThunderbird を開発していた。その後Thunderbirdの開発に焦点を当てたチームが発足したが、2012年7月時点ではすでにほかの主要なMozilla製品の組織に戻っているという。
今後Mozillaは、Thunderbirdについて延長サポート版 (ESR) としてセキュリティ更新を行うほか、有志によるコミュニティが開発を続けるための仕組みを維持する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「Thunderbirdが新機能開発を終了、今後はWebメールの時代に」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。