ウェザーニューズは、突発的かつ局地的に大雨や雷をもたらす「ゲリラ豪雨」について、2012年7月—9月における発生傾向を発表した。発生回数は全国的に昨年と同じかやや多く、ピークはお盆休みごろになる見込み。
ゲリラ豪雨は大気の状態が不安定なときに積乱雲が急発達することによって発生する。2011年は太平洋高気圧の勢力が強弱を繰り返し、勢力が弱まった時期にゲリラ豪雨が多数発生した。今年は昨年と同様に太平洋高気圧の勢力に強弱があり、勢力が弱まり始める8月上旬からゲリラ豪雨が発生しやすくなる。
8月中旬はさらに大気の状態が不安定となり、全国的に大規模なゲリラ雷雨が発生する可能性が高い。お盆休みの時期は山沿いだけでなく市街地でも雷雨が多くなる見込み。8月下旬になると太平洋高気圧が再び強まり、9月上旬にかけてゲリラ雷雨は発生しにくくなる。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今年の「ゲリラ雷雨」はいつやってくる?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。