冬のあいだ、日本で最も「静電気」が多く発生しているのは関東で、少ないのは北陸や東北の日本海側。都道府県別にみると、静電気を最も多く感じるのは茨城県民で、冬のあいだに平均173.3回経験している。最も少ないのは富山県で同31.9回だった。こんな調査結果を気象情報会社のウェザーニューズがまとめた。
この調査は2011年1月31日―2月2日に実施し、1万6078人から回答を得た。冬(12月―2月)の期間、日本人1人あたりが感じる静電気の数は平均104回。前年の115回より少なめだが、関東では1カ月以上乾燥注意報が出るなど、乾燥により静電気が発生しやすい状況にある。
西日本は強い寒気のせいでセーターやフリースなどを着る人が多く、静電気が発生しやすくなっていると、ウェザーニューズは分析している。一方、北陸など日本海側は、記録的な大雪で湿度が高くなり、東海でも北陸から雪雲が流れ込んだ影響で空気中の水分が多く、それぞれ静電気の発生が抑えられている。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「今冬の静電気、発生多いのは関東」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。