携帯電話キャリアから回線を借りて割安なサービスを行うMVNO(仮想移動通信事業者)が、NTTドコモが手がけるLTE方式の高速データ通信「Xi」に対応したSIMカードの取り扱いを始めた。LTE対応の高機能なスマートフォンでもMVNOのサービスを使えるようにするためだ。日本通信の「イオンSIM」やソネットエンタテインメント(So-net)の「So-net モバイル 3G」が導入を明らかにしている。
日本通信が取り扱うイオンSIMこと「b-mobile SIM [イオン専用](データ通信専用パッケージ)」は、月額980円と割安な料金で、上り下り最大100kbpsの低速通信が定額利用できる。これまで3Gサービスの標準SIMのみを取り扱っていたが、下り最大75MbpsのLTEサービスに対応したスマートフォンや、Micro SIMを使うスマートフォンが増えてきていることから、新たにLTE対応SIMやMicro SIMの導入を決めた。ただしあくまでLTE対応端末などで低速通信を利用するためのもので、イオンSIMで下り最大75Mbpsの高速通信を行うわけではない。
すでにイオンSIMを利用している人も、日本通信のサービス専用サイト「My b-mobile Page」で申し込めばLTE対応SIMやMicro SIMへの交換が行える。交換は8月中旬に受付開始予定で、料金は2100円。イオン店頭での受付は検討中という。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「割安データ通信の「イオンSIM」や「So-netモバイル3G」、Xiスマホ対応の新SIMを導入」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。