夏のイベントが目白押しの8月以降に向けて、携帯電話各社が3G回線や公衆無線LANの強化に乗り出している。人が多く集まる会場に重点を置いて臨時の設備を増やすなどし、どこがつながりやすいのかという情報もインターネット上で公開している。
NTTドコモは全国の夏のイベント会場周辺の基地局の増強や、移動基地局を配備する。2012年8―10月に実施予定の祭りや花火大会、コンサートイベントなどが対象だ。8月10―12日に東京ビッグサイトで開かれる「コミックマーケット」や、8月11日の「東京湾大華火祭」などで、詳しいリスト(PDF)を公開している。
KDDI(au)も2012年9月末まで、花火大会や祭りなどの301のイベントに公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」の臨時アクセスポイントを設置したり、3G回線の車載型基地局を導入したりする。最大で1イベント当たりアクセスポイント5カ所、車載型基地局2台を出動させる。また可搬型基地局も使う。専用サイトで対象となるイベントを探せる。パソコン、スマートフォンから日付別や地域別に検索ができるようになっている。アクセスポイントや車載型基地局はアイコンで判別できる。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「コミケや花火大会でつながりやすい3G・Wi-Fiは? キャリアの取り組み一覧」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。