2010年に販売した音楽で、最も泣けた楽曲として支持を集めたのは植村花菜の「トイレの神様」。亡くなった祖母への想いをつづり、日本中で多くの人の涙を誘った。レコード会社直営の音楽配信サービス「レコチョク」が、こんな調査結果をまとめた。
この調査は2010年12月7―14日の期間、インターネット上で実施し、2344人から回答を集め、「2010年ベスト泣きうたランキング」としてまとめた。植村花菜の「トイレの神様」については、「花菜さんとおばあちゃんとの思い出が頭に浮かんできて本当に泣ける」(10歳代・女性)、「自分も同じようなことを言われたから共感できる」(10歳代・男性)など、情景が浮かび想いの深さが伝わる歌詞に支持が集まった。同曲はNHKのテレビ番組「紅白歌合戦」での歌唱やテレビドラマ化も決まっており、年末年始にいっそう注目を集めると、レコチョクは分析している。
2位には、2010年レコチョク年間ランキング3部門で1位を獲得した西野カナの「会いたくて
会いたくて」。「歌詞が失恋したときの私の気持ちそのまま」(10歳代・女性)、「女性目線での失恋ソングだけど男性でも共感する」(20歳代・男性)など、失恋した女性の気持ちをリアルに綴った歌詞に共感したという声が集まった。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「2010年「ベスト泣きうた」はあの曲」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。