楽天のカナダ子会社Koboは、電子書籍専用端末「kobo Touch(コボタッチ)」のファームウエアを更新し、パソコンを介さず無線LAN経由で直接インターネットに接続し、セットアップ(初期設定)ができる新機能「Wi-Fiかんたん設定」を追加した。この機能は他国に先駆けて日本で利用可能になる。
従来は別途パソコンに専用アプリケーションを入れた状態でkobo Touch本体を接続し、初期設定をする必要があったが、新たに単体で手続きを済ませられるようにした。2012年8月27日午前9時以降に注文した端末は、すべてWi-Fiかんたん設定に対応している。一方、すでに購入してセットアップを完了していない場合は、専用サイトで申し込みをし、9月27日までにkobo Touchを指定の宛先に送付すると、1週間―10日ほどで同機能が使えるようになった端末が返送される。
Wi-Fiかんたん設定に対応したkobo Touchでは、本体に電源を入れ、日本語を選択した後、「Wi-Fi経由セットアップ」を指定し、利用したいネットワーク名、接続パスワードなどを入力する。次いで楽天会員IDでログインすると、自動でセットアップが始まり、初期設定が完了する。
本記事は、ニフティのニュースサイト「bizmash!」向けに弊社が執筆した記事「楽天が「コボタッチ」、パソコンなしの初期設定に対応」の一部です。全文は、bizmash!のサイトにてお読みください。