国際NGOのプラン・ジャパンは、被災者支援活動を行う人のための小冊子「被災者の心を支えるために—地域で支援活動をする人の心得—」を発行した。プラン・ジャパンのWebサイトからPDF版をダウンロードできる。
プラン・ジャパンは、世界保健機関(WHO)が東日本大震災後の2011年夏に発表した「Psychological first aid(PFA):Guide for field workers」を、国立精神・神経医療研究センター、およびケア宮城とともに監訳し、2012年3月に日本語版の「WHO版心理的応急処置(PFA)—現場の支援者のガイド—」を発行した。今回作成した小冊子は、これを日本国内での被災者支援活動向けに編集を加えてまとめたもの。
これまで被災地での心のケアというと心理専門家の取り組みばかりが重視されていたが、WHOが作成した資料では、被災者を取り巻くすべての人々の少しの配慮や気遣いが、被災者の心を大きく支えられることを強調し、地域の文化や特性を尊重しつつ被災者のニーズに答える支援活動の取り組み方を説明している。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「NGOの小冊子「被災者の心を支えるために」」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。