韓国サムスン電子の液晶ディスプレイパネル事業、サムスンディスプレイが米アップルとの部品供給契約を来年にも打ち切ると、韓国日報系の英字紙コリア・タイムズが報じたことが話題になっている。
複数の海外メディアによると、サムスンの広報担当者はこの報道を受けて「事実でない」と否定しており、コリア・タイムズに記事の訂正を求めると話したというが、コリア・タイムズはサムスン内部に情報源を持つようで、あながち信憑性がないとも言えない。
アップルとサムスンが互いにモバイル端末の特許を主張して法廷闘争を繰り広げていることを考えると、両社の取引関係に変化が生じていても不思議はないようだ。
「段階的に減らし、来年には停止へ」
コリア・タイムズが引用した米市場調査会社NPDディスプレイサーチのデータよると、今年上期の6カ月間にサムスンディスプレイがアップルに供給したディスプレイパネルの数は1500万枚。
同じ期間には韓国LGディスプレイが1250万枚、シャープが280万枚をアップルに供給しており、サムスンディスプレイの供給量が最も多い。
本記事は、日本ビジネスプレス社のサイト「JBpress(日本ビジネスプレス)」向けに弊社が執筆した記事「サムスン、アップルへのディスプレイ供給を停止 両社の不和が世界の部品市場にも影響か?」の一部です。全文は、JBpress(日本ビジネスプレス)のサイトにてお読みください。