米国の市場調査会社、ストラテジー・アナリティックスが先週公表した世界のスマートフォン市場調査によると、今年9月末までの3カ月間における、韓国サムスン電子製「ギャラクシー(Galaxy)S III」の出荷台数が米アップルの「アイフォーン(iPhone)4S」を上回り、初めて機種別ランキングでトップになった。
サムスンは総出荷台数ですでに世界一だが、機種別ランキングでもアップルを抜いたようだ。
Galaxy S III、前四半期比3倍強の1800万台に
このギャラクシーS IIIは、今年5月にサムスンが市場投入した旗艦モデル。ストラテジー・アナリティックスによれば、4.8インチという大きなタッチパネルディスプレイ、数十カ国におよぶ広範な販路、そして通信事業者の割引販売などが成功の要因という。
ギャラクシーS IIIを販売開始した4~6月期の出荷台数は540万台で、この時点で市場シェアは3.5%だった。これが7~9月期には1800万台と3倍強に増え、シェアも10.7%に拡大した。
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