マーケティング実務家のNPOであるMCEI東京支部は、同大阪支部と共同で実施したアンケート調査の結果を発表した。2013年の日本を予測して漢字1文字で表してもらったところ、トップ4は「変・滞・志・光」となった。
調査では、148人の回答者から約100種類の漢字が寄せられた。挙げられた漢字を字義および付記されたコメントにもとづいて分析したところ、2013年を「ポジティブ」にとらえたものが50%、「ネガティブ」に捉えたものは15%にとどまった。「ポジティブ」と「ニュートラル」(35%)を合わせると、マーケティング実務家の8割以上は来年の展望を決して暗いものとは考えていないことが分かった。
上位4文字について代表的なコメントをまとめると、「変」は「社会・会社・流通のあり方や構造の変化が必要」との考えを表し、「滞」には「世の中全体は、決めない/決められないという状況が続くが、マーケティングの世界はそれを打破する」との思いが込められている。「志」については「企業はビジョンを明確にし、消費者に志を伝える努力をしなければならない」、「光」では「復興が着実に進み、皆が明るい未来を描けるような年になれば良い」といったコメントが寄せられた。
本記事は、日経BP社の女性向けサイト「日経ウーマンオンライン」向けに弊社が執筆した記事「2013年の日本を漢字で表すと?」の一部です。全文は、日経ウーマンオンラインのサイトにてお読みください。